summerkid’s blog

日本のどこか懐かしい「夏」を描いた本を紹介していきます。

2019-09-16から1日間の記事一覧

夏の本③ 太陽のあくび

今回の表紙はなんとカラー。 『 太陽のあくび 』 有間カオル メディアワークス文庫この物語の題材は愛媛県の小さな村の農家が開発したミカンである。そしてそのミカンを売り出そうとする愛媛の高校生、そして東京にあるテレビ通販番組のバイヤーを中心に話は…

夏の本② 夏の滴

『 夏の滴』桐生祐狩 角川ホラー文庫 美しいタイトル。この『 夏の滴』という3文字だけで青春の瑞々しさが頭の中に浮かんでくる。↑私が書いた美しい表紙イラストです。 だが違う。この作品は第八回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞している。 この作品は小学…