summerkid’s blog

日本のどこか懐かしい「夏」を描いた本を紹介していきます。

このブログをなぜ開設したか

 高校に入学した辺りからだろうか。私は日本の田舎の風景、特に夏の田舎の風景に強く惹かれるようになった。どこか懐かしい、夏の緑や青に光り輝く山や川、田園風景を見て感じたかった。

 

 その理由は自分でも分からない。本当にいつの間にかそのような景色を好きになっていたのだ。

 

 今でこそ私は関東平野のド真ん中に住むしてぃーぼーいだが、幼い頃私は四国の山の方に住んでいた。その頃は自分の住む田舎が嫌いだったくせに、高校生になりその田舎が恋しくてたまらなくなった。

 

 高校生だった私はとりあえず自分の足で日本の田舎に行ってみたかった。

 

しかしバイト禁止の自称進学校に通っていた私はそんな遠くに行くようなお金はなかった。関東平野の真ん中から山間部まで、当時の私には遠すぎた。

 

 そんな私が辿り着いたのが「本」である。それまで私は表紙にアニメ調のイラストが描かれたライトノベルばかり読み漁っていた。しかし私は変わった。「夏」の「田舎」を舞台とした本を読むようになったのだ。本の中の田舎の世界は美しかった。私は何回も美しい田舎の中で青春を送った。今でもたまにはラノベも読みますけどね!

 

  このようにして高校生の頃から、たくさんの「夏」の本を読んできた。最近になり、私も自分が読んだ本を把握しきれなくなってきた。

 

 そんな訳でこのブログには読書記録も兼ねて、私が読んだ「夏」の本を紹介していきたいと思う。